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拉致議連全県議で設立美保さん救出へ要望活動
「北朝鮮に拉致された日本人を救出する山梨県議会議員連盟」の設立総会が25日開かれ、36人の全県議が参加する拉致議連が発足した。県議会では6月定例会で25年前に行方不明になった特定失踪(しっそう)者・山本美保さん(当時20歳)の問題が取り上げられており、今後の拉致議連の活動が注目されそうだ。
設立趣意書には「我が国には北朝鮮に拉致された被害者が政府認定の17名のほか、拉致の疑いが排除できない特定失踪(しっそう)者が相当数存在している」とした上で、「国、県、関係諸団体との緊密な連携のもと、拉致問題の早期解決に向けた活動を展開していく」と記されている。規約には県議会議長を会長とし、必要に応じて臨時総会や幹事会を招集することが明記された。
拉致問題の早期解決を図るために、「拉致問題地方議会全国協議会」などと連携しながら国会や政府関係機関に対する要望活動を行っていくという。全県議から各千円を集め、計約3万6000円が今年度の活動予算に充てられる。
ただ、この日は今後の具体的な活動や日程などには触れられず、県内の特定失踪者の名前も出なかった。会長の森屋宏・県議会議長は「まだ白紙の状態で、具体的な活動には当分時間がかかる」としている。
6月定例会で山本美保さんの捜査を巡り県警に矛盾点を質(ただ)した内田健県議(自由民主党輝真会)は「名前だけの存在にならないように森屋議長らと話し合いを重ねて、県内の特定失踪者について情報収集を進め、政府にも働きかけていきたい」と話している。
また、特定失踪者問題調査会(荒木和博代表)の理事を務める山下滋夫・山梨大教授は、「山本美保さんの問題を鳩山政権に訴えるために山梨の拉致議連には新潟などのように精力的に動いてもらいたい」と語り、同議連に積極的に協力を要請する考えだ。
(2009年9月26日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090925-OYT8T01123.htm
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