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> No.2564[元記事へ]
以前に「ノルウェーの森」について以下のようなことを掲示板に書いたんだけれど・・・
曰く、この歌はジョン・レノンの浮気(願望)について書かれたものだった。
ウィキペディアによれば、「ノルウェーの森」という邦題は、どうやら誤訳のようだということを初めて知った。
「ノルウェーの森」だなんて、ある意味ビートルズらしからぬ曲名で、歌詞の内容とは一切関係のない北欧の伝説の森?などを勝手に想像してしまうし・・・
Norwegian Wood のあとにThis Bird Has Flownとサブタイトルがついているのもビートルズ・ナンバーでは珍しいし・・・
このWoodは森ではなくて、どうやらノルウェー製の安物の松の材木のようで、それで内装された英国労働者階級の浮気相手の娘の部屋のことを指しているらしい。
ポール・マッカートニーもインタヴューの中で、「曲名が”(ノルウェーの)安物の松材”じゃ話にならないだろ?」と答えているようだ。だから、Norwegian Woodの題名の後に珍しくサブタイトルのThis Bird Has Flownを付けて歌らしくバランスを取ったんだろうね。
ウラシマの珍解釈では、このWoodは、曲名としては隠喩的な俗語表現として「森」を女性のスラングとして理解すれば、詩的で含蓄深い「ノルウェーの森」のままでいいだろうし、歌詞の最初に出てくるWoodは「家具」の意味で、つまり、彼女が「ノルウェー製の家具っていいでしょ? 好きなところに座って」とジョン・レノンに言ったのに、彼女の部屋には置いてなかった椅子と、目の前にある誘惑のベッドの両方を指していて、次に出てくるWoodは、この曲の一番最後に出てくる歌詞になるが、翌朝、ジョンは一人取り残されて風呂場で目が覚めたので、寒くて暖炉で燃やす「薪」ではないかと仮定すると、辻褄が合うと思いますがいかがでしょうか?
つまり、このWoodは以上のように意味が三変化するのです。
もし、最後のWoodが「薪」でないとすると、フラレた彼は腹いせに彼女の部屋の内装材かベッドを燃やしてしまうことになるんですよ。事実、そのように解釈している人もいるようです。
でも「ノルウェーの薪」では、村上春樹も怒っちゃうかな!?・・・
・・・というようなビートルズの「ノルウェーの森」の謎について以前に書いていたのですが、昨夜読んでいたTHE MAN WHO GAVE THE BEATLES AWAYという原題で1975年にALLAN WILLIAMSという初代マネージャーが書いた本の次のような記述が目に飛び込んできて驚いた。
1950年代末のビートルズがまだ無名時代で、食うや食わずの一文無しの頃のことである。
「陽気が寒くなってくると彼らはアパートの床でテーブルや椅子を燃やして暖をとるので、家具の類はとうの昔に失くなっていた。これは(画家の)モディリアーニが好んでしたことなので、彼らはボヘミアンを気取ったつもりで家具を燃やしたのだと思う。」
ジョン・レノンは美術学校の出身なので、顔と首の異様に長いポートレートで有名な画家モディリアーニのそのような生き方に共感していたのかも知れないし、また彼は少年時代から相当の乱暴者としてならしていた。
ともかく、以上の事実から驚いたことに「ノルウェーの森」の俺(ジョン)は、彼女にフラレた腹いせと寒さから、Norwegian Wood=安物の「ノルウェー製の家具」である彼女のベッドを叩き壊し、それを室内で燃やして朝の暖をとっていたという解釈が成立することになる。
この歌詞にNorwegian Woodが二度出てくるが、題名も含めて「ノルウェー製の家具」で辻褄が合うことになる。
公式対訳歌詞の一部を改訳すると全体の意味としては次のようになる。
(カッコ内はウラシマの蛇足説明です。)
昔、ある女を引っかけた
あるいは俺が引っかけられたのか
彼女は俺を部屋に招いて(ベッドを指して)言ったんだ
「ノルウェー製の家具って素敵でしょ」
「泊っていってよ。
好きなところに座ってくつろいで」
俺は部屋を見回したが
椅子なんかひとつも置いてなかったよ
(つまり、彼女はベッドに腰かけるように
俺を誘ったんだが・・・)
カーペットの上に腰をおろして
ワインを飲みながら時間をつぶす
すっかり話し込んで深夜2時になってしまった
すると彼女が言ったんだ
「ベッドの時間ね」
(彼女の誘惑かと思ったら・・・)
彼女は朝から仕事だと言って
おかしそうに笑いだした
俺のほうは暇だと言ってみても始まらず
俺は仕方なく風呂場で寝ることになってしまったんだ
翌朝、目が覚めると俺ひとりだった
彼女は鳥のように飛んでいってしまったのだ
俺は暖炉に火をくべた
ノルウェー製の家具(のベッドをぶっ壊し薪にして・・・)
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