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『夕映え』を読んでいたら、ザ・ビートルズの「ノルウェーの森」にまつわる悲痛なエピソードが短く書かれていた。
一瞬、「ノルウェーの森」の歌詞に掛けているのかと思って、原詩や注釈をあたってみると、この歌はジョン・レノンの浮気(願望)について書かれたものだった。
あらためて、この名曲を聴き直してみると、AメロとBメロの繰り返しで、間奏もAメロという、二つのメロディーだけで成立している、とてもシンプルな構成だったので、今更ながら驚いた。
ウィキペディアには、「ノルウェーの森」という邦題は、どうやら誤訳のようだということを初めて知った。
「ノルウェーの森」だなんて、ある意味ビートルズらしからぬ曲名で、一切関係のない北欧のどんな伝説の森?なのか想像してしまうし・・・
Norwegian Wood のあとにThis Bird Has Flownとサブタイトルがついているのもビートルズ・ナンバーでは珍しいし・・・
このWoodは、森ではなくて、どうやらノルウェー製の安物の松の材木のようで、それで内装された英国労働者階級の浮気相手の娘の部屋のことを指しているらしい。
ポール・マッカートニーもインタヴューの中で、「曲名が”安物の松材”じゃ話にならないだろ?」と答えているようだ。だから、Woodの後に珍しくサブタイトルを付けてバランスを取ったんだろうね。
ウラシマの珍解釈では、このWoodは、曲名としては隠喩的な俗語表現として「森」を女性のスラングとして理解すれば、含蓄深い「ノルウェーの森」のままでいいだろうし、歌詞の最初に出てくるWoodは「家具」の意味で、つまり、彼女が「ノルウェー製の家具いいでしょ? 好きなところに座って」と言ったのに、彼女の部屋には置いてなかった椅子と、目の前にある誘惑のベッドの両方を指していて、次に出てくるWoodは、つまり、この曲の一番最後に出てくる歌詞になるが、翌朝、彼は一人取り残されて風呂場で目が覚めたので、寒くて暖炉で燃やす「薪」ではないかと仮定すると、辻褄が合うと思いますがいかがでしょうか? つまり、このWoodは三変化するのです。
最後のWoodが「薪」でないとすると、フラレた彼は腹いせに彼女の部屋の内装材かベッドを燃やしてしまうことになるんですよ。事実、そのように解釈している人もいるようです。
でも「ノルウェーの薪」では、村上春樹も怒っちゃうかな!?
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